ChatGPTで何ができる?50代・60代におすすめの使い方10選

はじめてのAI

「ChatGPTって最近よく聞くけれど、結局何ができるの?」

そう思っている方も多いのではないでしょうか。

文章を作るAI、仕事を効率化するAI……そんなイメージを持っているかもしれません。

でも、ChatGPTにできることはそれだけではありません。

仕事のメールを考えてもらったり、Excelを教えてもらったり。旅行の計画を一緒に立てたり、今日の晩ごはんを相談したり。

趣味を一緒に探すこともできますし、話し相手になってもらうことだってできます。

前回の記事では、難しい「プロンプト」を覚えなくても、ChatGPTには普通の言葉で話しかけて大丈夫、と紹介しました。

今回はその続きとして、50代・60代の仕事や暮らしに役立つChatGPTの使い方を10個紹介します。

「これなら使ってみたい」と思うものがひとつでも見つかったら、ぜひ実際にChatGPTに話しかけてみてください。

仕事のメールや文章を作ってもらう

仕事で意外と時間がかかるのが、メールや文章を書くこと。

特に、

「断りたいけれど、失礼にならないようにしたい」

「取引先に送るから、もう少し丁寧な文章にしたい」

なんてときは、何度も書いたり消したりしてしまいます。

そんなときはChatGPTに、

取引先からの打ち合わせを断るメールを作って。失礼にならない、やわらかい文章にして。

と頼んでみましょう。

文章を一から作ってもらうだけでなく、

「もう少し短くして」
「もっとやわらかい言い方にして」
「社内向けの文章に変えて」

といったお願いもできます。

自分で書いた文章を見せて、「読みやすく直して」と頼む使い方も便利です。

メールを書くたびに悩んでいた人には、かなり心強い相棒になってくれます。

苦手なExcelを一緒にやってもらう

「Excelの関数が分からない」

「表は作ったけれど、ここからどうすればいいの?」

そんなときもChatGPTに相談できます。

例えば、

ExcelでB2からB10までの合計を出したい。どこをクリックして、何を入力すればいい?

こんな聞き方でも大丈夫。

分からなければ、

ごめん、よく分からない。パソコンが苦手な人にも分かるように、もっと簡単に説明して。

と言えば、説明をやり直してもらえます。

実際にChatGPTに聞いてみました。

こんな普通の聞き方で大丈夫です。送信してみると……

「どこをクリックするか」から説明してくれました。
分からなければ「もっと簡単に教えて」と聞き直すこともできます。

人に何度も同じことを聞くのはちょっと気が引けるけれど、AIなら何度聞き直しても大丈夫。

Excelが苦手な人ほど、一度試してほしい使い方です。

会議や長い資料をまとめてもらう

仕事で送られてきた長い資料。

「これ、全部読まなきゃいけないのか……」

と思った経験はありませんか?

ChatGPTでは、対応している文書やPDFなどのファイルを読み込ませて、内容について質問することもできます。

例えば、

この資料の重要なところを5つにまとめて。

会議で説明できるように、要点だけ簡単に教えて。

と頼むことができます。

さらに、会議の記録などがあれば、

「決まったこと」
「まだ決まっていないこと」
「誰が何をするのか」

といった形に整理してもらうこともできます。

「読む」「探す」「まとめる」にかかっていた時間を減らせるのは、仕事でAIを使う大きなメリットです。

※会社の機密情報や個人情報をAIに入力するときは、勤務先のルールを必ず確認しましょう。

PowerPointや会議資料を一緒に考える

PowerPointを開いたものの、真っ白な画面を前にして、

「さて……何から作ろう?」

と止まってしまう。

そんなときにもChatGPTは使えます。

例えば、

来週の営業会議で先月の売上について10分間説明します。PowerPointが苦手なので、何枚くらい作ればいいか、順番に教えて。

と相談します。

すると、

「1枚目はタイトル」
「2枚目は売上の概要」
「3枚目は前月との比較」

といった具合に、資料の構成を一緒に考えてもらえます。

さらに、

2枚目には具体的に何を書けばいい?

と聞けば、そこからまた会話を続けられます。

資料そのものをいきなり作ろうとせず、まずAIと相談しながら考える。

これだけでも、PowerPointへの苦手意識が少し軽くなるかもしれません。

分からないことを「自分専用の先生」に教えてもらう

これは、50代・60代の方に特におすすめしたい使い方です。

ChatGPTには、分からないことを何度でも質問できます。

例えば、

NISAって何?まったく知らない人にも分かるように説明して。

説明が難しかったら、

まだ難しい。もっと簡単に。

それでも分からなければ、

身近なものに例えて説明して。

こんなふうに聞き直せます。

パソコン、スマートフォン、歴史、英語、料理、趣味……。

「こんなこと、今さら人に聞くのはちょっと恥ずかしい」

と思うようなことこそ、AIに聞いてみる。

自分のペースに合わせてくれる先生が一人増えた。

そう考えると、ChatGPTがちょっと身近に感じられませんか?

※お金・健康・法律など重要な判断に関わることは、AIの回答だけで判断せず、必ず信頼できる情報や専門家にも確認しましょう。

旅行やお出かけの計画を一緒に立てる

ここからは、仕事以外でもAIを使ってみましょう。

例えば、

夫婦で札幌に2泊3日で旅行します。50代です。あまり歩きすぎないプランで、海鮮と温泉を楽しみたいです。

と相談してみます。

普通に検索すると、

「おすすめ観光スポット10選」

のような情報はたくさん出てきます。

でもAIなら、

誰と行くのか、何歳くらいなのか、何が好きなのか、予算はいくらなのか

などを伝えて、自分たちに合った旅行を一緒に考えられます。

実際にChatGPTに「50代夫婦」「歩きすぎない」「海鮮と温泉を楽しみたい」と伝えて、札幌2泊3日の旅行プランを考えてもらいました。

希望をいくつか伝えただけですが、地図やお店の候補まで表示されました。さらに続きを見てみると……

観光する順番や食事、温泉まで含めて、2泊3日の予定を具体的に提案してくれました。

こうして眺めているだけでも、ちょっと旅行に行きたくなってきませんか?

「2日目は雨みたい。予定を変えて」

なんて相談もできます。

旅行前からAIとあれこれ相談する。

これだけでも、旅の楽しみがひとつ増えそうです。

※営業時間・料金・交通機関などは変わることがあります。旅行前には必ず公式サイトなどで最新情報を確認してください。

「今日の晩ごはん」まで相談する

AIというと、なんだか大げさなことに使わなければいけない気がします。

そんなことはありません。

例えば、

冷蔵庫に豚肉、キャベツ、卵があります。30分以内で作れる晩ごはんを考えて。

これでも立派なAI活用です。

「昨日は炒め物だったから違うものがいい」

「洗い物を少なくしたい」

「買い物には行きたくない」

そんなわがままも追加してみましょう。

AIを使い始めるのに、難しい仕事を用意する必要はありません。

まずは今日の晩ごはんを相談してみる。

それくらい気軽なところから始めていいのです。

50代からの「新しい趣味」を一緒に探す

子どもが独立した。

仕事も少しずつ先が見えてきた。

ふと気づくと、

「自分って、これといった趣味がないな」

という人もいるかもしれません。

そんな相談もAIにできます。

実際にChatGPTに「最近これといった趣味がなくて、休日に何をしようか迷っています」と相談してみました。

すると、いろいろな趣味を提案するだけでなく、「家でじっくり」「外に出て楽しむ」「どっちも好き」のどれが近いか、逆に質問してきました。

そこで「外に出るのがいいかな。歴史とか古い建築物とか興味ある」と答えてみると……

さらに「人とも関わりたい」「若い人ばかりの場所は行きづらい」と伝えると…

今度は年齢層まで考えて、市民講座や街歩きイベント、ボランティアなどを提案してくれました。

このように、最初から自分の希望を全部整理して伝える必要はありません。

話しながら「そうそう、実はこんなことも気になっていた」と付け足していけば、AIの提案も少しずつ自分向けになっていきます。

これも、検索とはちょっと違うAIの面白さです。

これからの人生で「やってみたいこと」を一緒に探す相棒にもなります。

AIを話し相手にしてみる

ChatGPTは文字を入力するだけでなく、音声で会話することもできます。

今日あった出来事を話したり、

「ちょっと聞いてよ」

と話しかけたり。

考えがまとまらないときに、話を聞いてもらいながら整理するのもいいでしょう。

車の中や家事をしながらなら、文字を入力するより音声のほうが使いやすいこともあります。

AIは人間の友達とは違います。

それでも、

「誰かにちょっと話したい」
「頭の中を整理したい」
「暇だから何か話したい」

そんなときの新しい話し相手にはなれます。

仕事道具だと思っていたAIと普通に雑談してみると、印象がかなり変わるかもしれません。

AIと恋愛!?そんな使い方まである

最後はちょっと変わったAIの世界です。

実は今、AIを「友達」や「恋人」のような存在として楽しむサービスもあります。

好きな性格のAIと会話したり、毎日話しかけたり、恋愛のようなやり取りを楽しんだり。

「AIと恋愛なんて、そんなの楽しいの?」

と思いますよね。

私も気になります(笑)。

これは便利かどうかというより、AIと人間の付き合い方がどこまで変わっていくのかという意味でも、とても興味深い分野です。

そのうち実際にAI恋愛サービスを使って、

「50代がAI恋人を作ってみた」

なんて記事も書いてみたいと思っています。

果たして、ときめくのでしょうか。

これは実際に試してみないと分かりません。


AIは「仕事をするためだけの道具」じゃない

ここまで10個紹介しました。

こうして並べてみると、ChatGPTは単なる「文章を作る機械」ではないことが分かります。

仕事を手伝ってもらう。

分からないことを教えてもらう。

旅行を一緒に考える。

趣味を探す。

そして、ときには話し相手になる。

AIの使い方に、正解はひとつではありません。

最初から上手に使おうとしなくても大丈夫です。

まずは、

「これ、AIに聞いたらどう答えるんだろう?」

と思ったときに、ちょっと話しかけてみる。

そこからで十分です。

50代・60代からでも遅くありません。

むしろ、これまで仕事や暮らしの中でたくさんの経験をしてきたからこそ、AIに相談したいこともたくさんあるはずです。

仕事にも、暮らしにも、趣味にも。
そして、これからの人生にも。

自分に合ったAIとの付き合い方を、少しずつ見つけていきましょう。

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